同じ香水でも、つける位置で香り方は変わります。体温で香りが立ちやすい「脈の部位」に適量をつけると、一日を通して無理なく香ります。反対に、香りが強く出る場所にたくさんつけると「香水がきつい人」と思われやすくなります。この記事では、香りが広がる仕組みと、位置・量・タイミングの決め方を紹介します。
01
基本:体温が高い場所ほど香りが立つ
香水は体温で温められて香りが広がります。体温が高い「脈(パルスポイント)」につけると、一日を通して香りが続きます。
代表的なパルスポイントは6か所です。手首の内側、首筋、うなじ、耳の後ろ、肘の内側、膝裏が該当します。
02
場面別のつける位置
相手との距離や部屋の広さによって、向く位置が変わります。
- オフィス
- 腰や膝裏に少量(すれ違ったときにほのかに香る)
- デート
- 首筋または胸元(抱き合った時に香る)
- 食事会
- 髪の内側(食事の匂いに邪魔されない)
- フォーマル
- ジャケットの内側(動いたときに香る)
- デイリー
- 手首と耳の後ろ(自分でも香りを感じられる距離)
- スポーツ後
- 軽くオーデコロンを肩・背中(汗と混ざりにくい)
メモつけた直後のトップノートは強く香ります。外出の30分前につけておくと、出かけるころには香りが落ち着きます。
03
プッシュ回数の目安
量は少なめが基本です。自分の鼻は香りに慣れて感じにくくなるので足したくなりますが、周りの人には十分に届いています。
- EDT・オーデコロン
- 2〜3プッシュ
- EDP
- 1〜2プッシュ
- パルファム
- 指先に少量をとり、軽く押さえるようにつける
04
避けたいつけ方5つ
香りが崩れたり、周りの迷惑になったりしやすいつけ方です。
01
手首をこすり合わせる
香りの立ち方が変わりやすい。こすらず、軽くたたくようになじませる
02
脇や汗をかく場所
汗と混ざって不快な匂いに変わる
03
髪の根元や地肌に直接スプレー
頭皮に刺激になることがある。髪につけるときは毛先や髪の内側に、離して軽く
04
白い服に直接
シミの原因になる
05
車内・狭い空間でつける
香りがこもり、頭痛や不快感の原因になる
05
空中にスプレーしてくぐる「ミスト・ウォーク」
ヘアスタイリストも使う方法です。手から30〜40cm離して空中に1プッシュし、その霧の中を歩いてくぐります。
肌がべたつかず、全身に薄く均一に香りがつくので、控えめな香り方になります。香水に慣れていない人や、つけすぎが心配な人に向いています。