基礎知識

【イエベ・ブルベ別】プチプラリップの選び方|失敗しない色選びの法則

プチプラリップの色選びで迷ったら、まず自分のパーソナルカラーに合う色系統から絞るのが近道です。目安は、イエベ春はコーラルやオレンジピンク、イエベ秋はテラコッタやブラウンレッド、ブルベ夏は青みピンクやローズ、ブルベ冬は深いレッドやプラムです。リップは顔の中心にあって視線が集まるパーツなので、肌の色味との相性が印象を大きく左右します。この記事では、シーズン別に似合いやすい色と質感、苦手に見えやすい色の理由、そして店頭で失敗しにくい試し方までまとめて解説します。

結論:パーソナルカラー別・似合いやすいリップ色の早見表

結論からお伝えすると、リップの色選びは「自分のシーズンに合う色系統」を先に決めてしまうのがいちばんの近道です。プチプラリップは1本数百円から手に入る分、店頭には膨大な色数が並んでいます。1本ずつ吟味するより、まず下の早見表で自分の候補となる色系統を絞り込みましょう。

同じ「ピンク」や「レッド」でも、黄みに寄っているか青みに寄っているかで顔映りは大きく変わります。品番や限定色は入れ替わりますが、この色系統の考え方はどのブランドでも共通して使えます。

  • イエベ春(スプリング):コーラル、オレンジピンク、朱赤寄りの明るいレッドなど、黄みのある明るくクリアな色
  • イエベ秋(オータム):テラコッタ、ブラウンレッド、ベージュ系など、黄みのある深く落ち着いた色
  • ブルベ夏(サマー):青みピンク、ローズ、モーブなど、青みのあるソフトで上品な色
  • ブルベ冬(ウィンター):深いレッド、プラム、フューシャピンクなど、青みのあるコントラストの強い色
💡 自分がイエベかブルベか、春夏秋冬のどのシーズンかがあいまいなまま色を選ぶと、早見表の効果は半減します。まずは自分のタイプを確認しておくのがおすすめです。

なぜリップはパーソナルカラーの影響を受けやすいのか

リップがパーソナルカラーの影響を強く受ける理由は、顔の中心にあって視線が集まりやすく、肌と色が直接隣り合うパーツだからです。面積そのものはアイシャドウやチークより小さいのに、会話中に相手の目が自然と向かう位置にあるため、色の印象がそのまま顔全体の印象として記憶されやすいのです。

もうひとつの理由は、唇の色は肌との「対比」で見えるという点です。肌の黄み・青みとリップの色味の方向がそろっていると、血色感が自然につながって見えます。逆に方向が大きくずれると、リップだけが浮いたり、対比で肌がくすんで見えたりすることがあります。

つまりリップ選びは「その色単体がかわいいか」ではなく「自分の肌に重なったときどう見えるか」で決まります。だからこそ、肌の色味の傾向を示すパーソナルカラーが、そのまま色選びの地図になるのです。

イエベ春:コーラル・オレンジピンクで明るさとツヤを味方に

イエベ春(スプリング)タイプは、コーラルやオレンジピンクなど、黄みがあって明るくクリアな色が似合いやすいタイプです。もともと肌に明るさとツヤ感がある方が多いので、リップも濁りの少ないフレッシュな色を選ぶと、メイクアップ効果で血色感のある明るい印象に仕上がりやすくなります。

質感はツヤのあるシアータイプやティントとの相性がよく、うるおいを与えるバーム系リップの色付きタイプも取り入れやすい選択肢です。マットを選ぶ場合は、重く見えないよう明るめの色を選ぶとバランスを取りやすくなります。

一方で、青みの強いローズや暗いプラム系は、肌の黄みとの対比で唇だけが浮いて見えたり、顔色が沈んで見えたりしやすい傾向があります。プチプラで探すなら、セザンヌやキャンメイクのような色数の多いブランドで「コーラル」「アプリコット」「オレンジ」といった名前の付いた色系統から試すのが効率的です。

  • 似合いやすい色系統:コーラルピンク、オレンジピンク、アプリコット、朱赤寄りの明るいレッド
  • 相性のよい質感:ツヤ・シアー・ティント系。マットなら明るめの色で
  • 苦手に見えやすい色:青みの強いローズ、暗く重いプラム系(肌の黄みと対比してくすんで見えやすいため)
  • プチプラでの探し方:色名に「コーラル」「アプリコット」を含む明るくクリアな色から試す

イエベ秋:テラコッタ・ブラウンレッドで深みとこなれ感を

イエベ秋(オータム)タイプは、テラコッタやブラウンレッドなど、黄みがあって深く落ち着いた色が似合いやすいタイプです。肌に温かみとマットな質感を持つ方が多く、こっくりした色を乗せても色に負けず、むしろ大人っぽいこなれた印象につながりやすいのが強みです。

質感はセミマットやマットとの相性がよく、深みのある色をマットに仕上げると全体の統一感が出やすくなります。ツヤを選ぶ場合は、ベージュブラウン系のような落ち着いた色にすると軽くなりすぎません。

反対に、パステル調の青みピンクや明るすぎるフューシャは、肌の深みとトーンが合わず、リップだけが浮いて見えやすい傾向があります。プチプラでは近年テラコッタやブラウン系の展開が豊富なので、ちふれやセザンヌなどで「テラコッタ」「ブリック」「ブラウンレッド」に当たる色系統を中心に探すと見つけやすいでしょう。

  • 似合いやすい色系統:テラコッタ、ブラウンレッド、ブリックレッド、オレンジブラウン、ベージュ系
  • 相性のよい質感:セミマット・マット。ツヤなら落ち着いた色味で
  • 苦手に見えやすい色:パステル調の青みピンク、明るいフューシャ(肌の深みとトーンが合わず浮きやすいため)
  • プチプラでの探し方:「テラコッタ」「ブリック」「ブラウン」を含む色名の深みカラーから試す

ブルベ夏:青みピンク・ローズで上品なやわらかさを

ブルベ夏(サマー)タイプは、青みピンクやローズ、モーブなど、青みがあってソフトな色が似合いやすいタイプです。肌がややソフトマットで上品な印象の方が多く、強すぎない青み系の色を選ぶと、メイクアップ効果で透明感のあるきれいめな印象に見せやすくなります。

質感はほどよいツヤか、ふんわりしたブラーマットとの相性がよいタイプです。ギラつきの強いラメより、繊細なツヤのほうが持ち前の上品さを引き立てます。

気を付けたいのは、黄みの強いオレンジや朱赤です。肌の青みと色の方向がぶつかり、唇の色だけが悪目立ちしたり、肌が黄ぐすみして見えたりすることがあります。プチプラで探すなら、OPERAのようなツヤ系に強いブランドや、キャンメイクの「ローズ」「ピンク」系統で、青み寄りの色を選ぶのが定石です。

  • 似合いやすい色系統:青みピンク、ローズ、モーブピンク、ラズベリー系のソフトな赤
  • 相性のよい質感:繊細なツヤ、シアー、ふんわりしたブラーマット
  • 苦手に見えやすい色:黄みの強いオレンジ、朱赤(肌の青みとぶつかり黄ぐすみして見えやすいため)
  • プチプラでの探し方:「ローズ」「モーブ」を含む色名で、青み寄りのソフトな色から試す

ブルベ冬:深いレッド・プラムでコントラストを生かす

ブルベ冬(ウィンター)タイプは、深いレッドやプラム、フューシャピンクなど、青みがあってはっきりした色が似合いやすいタイプです。目鼻立ちや髪色とのコントラストが強い方が多く、思い切った濃い色を1点投入しても色に負けず、むしろ顔立ちの華やかさが際立ちやすいのが特長です。

質感はマットでも強いツヤでも決まりやすく、濃色マットは特にこのタイプの得意分野です。淡い色を使いたいときは、あいまいなくすみ色より、青みがクリアに感じられる色を選ぶとぼやけにくくなります。

苦手に見えやすいのは、ベージュやくすんだブラウンなど、コントラストの弱いぼんやりした黄み系です。顔全体の印象まで曖昧に見えてしまうことがあります。プチプラでは「バーガンディ」「プラム」「ワインレッド」といった色系統が各ブランドの秋冬定番として展開されやすいので、その中から青み寄りの深色を選ぶと探しやすいでしょう。

  • 似合いやすい色系統:深いレッド、バーガンディ、プラム、ワインレッド、フューシャピンク
  • 相性のよい質感:マット・濃色ツヤのどちらも得意。淡色ならクリアな青み色を
  • 苦手に見えやすい色:ベージュ、くすんだブラウン(コントラストが弱まり印象がぼやけやすいため)
  • プチプラでの探し方:「バーガンディ」「プラム」「ワイン」を含む深色から青み寄りを選ぶ

店頭で失敗しない実践テク:試し方と迷ったときの逃げ道

色選びの精度を上げる最大のコツは、手の甲ではなく指先で試すことです。手の甲は唇よりも色ムラが少なく血色も薄いため、実際に唇に乗せたときと発色の見え方が変わりがちです。テスターを使うときは、清潔な状態で指先の腹に取ると、唇に近い血色の上での発色を確認しやすくなります。

色味の判断に迷ったら、「イエローベースは黄みを含む色、ブルーベースは青みを含む色」という基本に立ち返りましょう。同じ赤でもオレンジ寄りなら黄み、ワイン寄りなら青みです。パッケージや色名だけで判断せず、白い紙の上に少量出して色の傾きを見るのも有効です。

それでも決めきれないときは、MLBB(My Lips But Better)と呼ばれる、自分の唇の色を少しきれいに見せたような中間色を選ぶのが安全策です。黄み・青みのどちらにも大きく振れていないため、シーズンを問わずなじみやすい傾向があります。プチプラなら、こうした「間違いのない1本」と「シーズンに合わせた挑戦色」の2本持ちも気軽に楽しめます。

自分のシーズンが分かったら、あとは実際の商品から選ぶだけです。パーソナルカラー別のおすすめリップは、以下のページで色系統ごとに整理しています。

  • テスターは手の甲でなく、唇の血色に近い指先の腹で試す
  • 店頭の照明は明るすぎることが多いので、可能なら自然光に近い場所でも確認する
  • イエベは黄みを含む色、ブルベは青みを含む色を基準に選ぶ
  • 迷ったら中間色のMLBBカラーを最初の1本にする
💡 衛生面から、店頭のテスターを直接唇に塗るのは避け、使い捨てチップや指先で試すのがマナーです。

よくある質問

Q.イエベがブルベ向きの色を使うとどうなりますか?
A. 青みの強い色は肌の黄みと対比が生まれ、唇だけ浮いたり顔色がくすんで見えたりしやすくなります。ただしシアーな質感を選ぶなど、塗り方の工夫でなじませることは可能です。
Q.自分のパーソナルカラーがわからないときはどう選べばいいですか?
A. 黄み・青みが極端でない中間色のMLBB(唇の色になじむ色)から試すのがおすすめです。無料のセルフチェックで傾向を知ってから選ぶと、さらに候補を絞りやすくなります。
Q.プチプラリップでもパーソナルカラーの考え方は同じですか?
A. はい、価格帯にかかわらず色選びの基準は同じです。プチプラは色数が多く気軽に試せるので、自分に似合う色系統を見つける練習にはむしろ向いています。
Q.MLBBカラーとは何ですか?
A. 「My Lips But Better」の略で、自分の唇の色を少しきれいに見せたような、なじみのよい中間色のことです。シーズンを問わず使いやすく、迷ったときの最初の1本に向いています。
Q.同じリップでも人によって色の見え方が違うのはなぜですか?
A. リップは元の唇や肌の色味の上に重なって発色するためです。同じ色でも黄みの肌ではより黄みに、青みの肌ではより青みに見えることがあり、これが色選びに個人差が出る理由です。

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